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ブログ

2016/12/22

未消化の思い

私たちは、過去に起こった出来事により、

人生の様々な部分で、ふとそのことが顔をのぞかせることがあります。

 

私が下の子供を連れて散歩に出かけたとき、

ある高齢の女性に出会いました。

彼女は、子供を見て昔のことを思い出したのでしょう。

私に昔の話を始めました。

 

女性のお子さんが小さかった頃、仕事で帰りが遅い夫のために、

家事や2人の子供の育児などをすべて引き受けて、頑張ってきたのですが、

ある日、会社から帰宅した夫が女性を見て、

「お前はいいよな~。仕事しなくて。」と言われたことに傷ついたそうです。

 

以前は、社会の常識というものに縛られて、

女性が稼ぐということは難しかったことでしょう。

 

いまは、社会の理解が進み、多くの男性は協力的になり、

義父母も積極的に育児に参加して、

母親が安心して子育てができる環境になりつつあります。

嫁姑問題というのも、まだありますが、

若い人の間では、以前ほど聞かなくなりました。

 

女性の話は、半世紀くらい前の出来事だったようですが、

女性の心の中では未だに新鮮さを保ち、

彼女の人生の忘れがたい一部となっているのは明らかでした。

 

「時が解決する。」と思われるかもしれませんが、

私たちが未消化の出来事は、いつまでも解決されず、

消化不良の思いが、事あるごとにひょっこりと顔をのぞかせます。

 

普段は顕在意識へ浮上してきていないので、

たいていの場合は、人生に影響していることすら気づいていないかもしれません。

多くの未消化の出来事が重なると、

それは心に落ち葉のように積り、たくさんの負の感情に支配され、

生命エネルギーが滞り、疲れやすくなったり、

うつ症状があらわれるかもしれません。

 

女性の例では、

「女はどんなに頑張っても認めてもらえない」という無力感と、

怒りや憎しみのようなものが混在していました。

 

これが信念となり、人生を支配していくのです。

 

人生で、

友達、仕事、経済的なもの、コミュニケーション、創造性、内気など、

様々な悩みがありますが、

最終的に、私たちを縛り、機能不全に陥らせているものを変える鍵は、

この世で最も親密な人との関係を癒すことにあるのだと感じます。

 

 

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