こんにちは。渡邉利咲です。
「父の背中を見て子は育つ」とはよく言いますが、父親は普段は仕事で家にいなかったり、居ても子供と一緒にいる時間は短いのかなと思います。
父親が教えることはたくさんあり、その多くは実際に口で言って聞かせる、というよりは「背中を見せる」というほうが多いと思います。
そして、父親が言葉で躾けながら行動で示しているという、「言葉と行動が一致」していると子供も受け取るものが大きいと思います。
幼少期の父との関係は、大人になって内なる男性性となるのか、不調和な男性性となるのかの違いがでてきます。
「男性性」とは、権威、秩序、自信、勇気、包容力など。
例えば、目上の人を立てることや、周囲が嵐のような状況でも品位と冷静さを保つこと、内なる権威の確立などがあります。
内なる権威が確立されていないと、それを外側に求めるようになり、例えば、ワンマンだったり、周りをイエスマンで固めるようになったり、人を見下すような態度になったり、逆に、自信がない態度になったり、いろいろな不調和がでてきます。
男性性と女性性が調和されていると、冷静に、理論的に主張する、という感じで、威張ることもないですし優しい印象ですが芯は強い。
軽やかにしなって柔らかさがありながらも、ずっしりと芯が強く太くて威厳があるという感じです。
男性でも女性でも、この状態になるととてもカッコよかったり、美しくみえます♪