こんにちは。渡邉利咲です。
養生論によると春は毎朝、櫛で頭をとかすようにすると、気と血をたくさん流し(血行が促進され)体に良いとされています。
さて、春や甲(きのえ)・乙(きのと)の日には肝が元気になると言われており、肝と同じ木に属しているからと考えられています。
中医学でいう肝は気の流れを通して臓腑・器官、そして精神の状態に影響を与えていくのですが、気の流れというのは川の流れのようなイメージではなく、下降・上昇・発散などの意味を持ち合わせており、この気の流れ方を総称して「疏泄(そせつ)」といいます。
気の流れが血を流していくと考えるのですが、気の流れの異常は血の流れにも影響していくと考えられています。
例えば、疏泄の流れの異常は、精神的なことでいうと悩みや心配が多くなったり、ため息がでたり、疏泄が過剰であると怒りがでやすかったり、穏やかになれずに落ち着かない気持ちになったり、不眠に陥ったりすると考えられています。
さて、春はデトックスの時期でもあると言われておりますが、エッセンスにも「Detox((デトックス)」というエッセンスがあります。
各細胞にはその機能を妨げている古いエネルギーがあるのですが、Detoxのエッセンスはこの古いエネルギーを出すサポートをしてくれます。
自分にとって為にならない思考や感情を手放し、エネルギー(気)の流れをスムーズにしてくれるのですね。
このエッセンスは特に春に摂るのが良いとのこと。
ちょうど今ぐらいの時期が良いのかもしれないですね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
素敵な一日をお過ごしください。